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ホールガーメントが問いかけるもの。縫わない服が広がる時代に

 

最近、CFCLというブランドについて調べる機会がありました。

 

その中で印象に残ったのが「ホールガーメント」という考え方です。

 

一着をほぼ無縫製で編み上げる技術ですが、私はそこに単なる「効率化」以上の意味を感じました。

 

「どう作るか」が問われる時代を象徴する技術のように思えたのです。

 

大量生産

大量消費

効率化

 

もちろん今も大切です。

 

しかし今は、それだけでは選ばれにくい時代になりました。

 

何を作るかだけでなく、

 

どう作るか。

 

誰と作るか。

 

どんな想いで作るか。

 

そんな部分まで見られる時代になっているように感じます。

 

CFCLが取り組むLCA(ライフサイクルアセスメント)という考え方も、                   その流れの一つなのかもしれません。

 

一方で、技術が進化すると、

 

新しい品質課題も生まれます。

 

例えばニット製品では、

 

糸引き(スナッグ)

引っ掛け

伸び

型崩れ

 

などが発生することがあります。

 

どんなに優れた技術でも、

 

品質との対話はなくなりません。

 

むしろ新しい技術だからこそ、

現場で見続ける人の存在が重要になる気もしています。

 

修整という仕事も少し似ています。

 

私たちは完成した服を見る仕事ですが、

 

その奥には、

 

素材

設計

縫製

流通

着用

 

まで含めた、

ものづくり全体があります。

 

服を直しているようで、

 

実はものづくりの未来と向き合っている。

 

ホールガーメントという技術を見ながら、

 

新しいものづくりとは何か。

そして長く残る品質とは何か。

 

そんなことを考えていました。

 

私たち山田修整もまた、

 

修整という仕事を通じて、

 

服を長く使うこと、

良いものを大切にすること、

そしてものづくりを支えることに関わっています。

 

時代が変わっても、その役割はむしろ大きくなっていくのかもしれません。

 

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