「Restoration to Creation(なおすから、創るへ)」を軸に、
修整の現場と地域の未来について考えているブログです。
山田修整とYoriitoが中心となって取り組む「つながる・やってみるプロジェクト」のイベント、布の再活用ワークショップ「テイク布リー」が12月13日に予定されています。そして、そこにYoriitoカフェも出店します。
捨てられるはずだった布の端材が、地域の子どもたちや大人の“創る力”を引き出す素材へと生まれ変わる、私たちにとって特別なプロジェクトです。
修整事業はこれまでどおりBtoBが中心ですが、長年積み重ねてきた“なおす技術”が、地域の学びや創造の場で新たな価値を生み始めています。
本記事では、なぜ修整会社がテイク布リーという取り組みに関わるのか、そして「Restoration to Creation(なおすから、創るへ)」というビジョンがどのように形になり始めているのか をお伝えします。
今回、私たちが取り組む「テイク布リー」は、布の端材を活用して価値を再生するアップサイクル企画ですが、単なるワークショップではありません。
「本業の可能性を再発見するラボ(実験)」 でもあるんです。
修整の現場には、日々さまざまな“布の課題=製造工程におけるトラブル”が運ばれてきます。穴、汚れ、縫製ミス、仕上げの狂い…。私たちはそれを技術で整え、納品できる状態へ戻すことを続けてきました。
しかしテイク布リーでは、視点がまったく逆になります。
“なおす対象”だった布が、“価値の源泉”として扱われる。
ワークショップを通じて、地域の子どもや大人が布に触れ、形にし、「布ってこんなふうに生かせるんだ」と体験してもらう機会を提供します。
■ 経営者として見えた気づき
中小企業の価値は、「自社の得意技 × 社会の課題」と交わった時に一気に広がります。
テイク布リーはまさにその瞬間でした。
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捨てられるはずの布が、
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地域の学びや創造の場に変わり、
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技術者が人に教える役割を担い、
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企業の存在価値が静かに拡張していく。
これが、“なおすから、創るへ(Restoration to Creation)”の実像です。
修整という専門技術は、本来クローズドな作業に向きがちです。
しかし、一歩外へ開いたことで、技術が「地域と未来に貢献する力」に変わることを実感しました。
経営とは、
目の前の売上と、未来の芽の両方を見る作業 です。
テイク布リーは、売上に直結するものではありません。
ですが、
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社員が誇りを持つ
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地域との関係性が育つ
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ブランドの物語が強くなる
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新しい協業の芽が生まれる
こうした無形資産は、長い目で見ると大きなリターンになります。
中小企業こそ「小さくても価値を再生する取り組み」に挑戦することで、
次のステージへ進めるのだと痛感しました。
■ 最後に
アパレルブランドの商品や生地をなおしてきた私たちが、”端材の布を生かす”プロジェクトに携わったことで、
山田修整の役割は確かに広がり始めています。
テイク布リーは小さな取り組みかもしれません。しかし、そこに込められた意義は大きいですし、これからも、技術と人と地域をつなぎながら、「なおす力」を「未来を創る力」へ変えていく挑戦 を続けていきます。

