· 

「経営の本質」について

新潟県長岡市のアパレル衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。

 

先日、東京出張の帰り道、群馬県のあるサービスエリアで立ち寄ったトイレの天井に目をやると、なんと本物のツバメが巣を作っていました。しかもその下には、巣立ちを支援するための受け皿と、「巣立ちまで見守ってください」と書かれたあたたかいメッセージがありました。

 

この光景に、経営者としての理想を見た気がしました。人もツバメも、安心できる場所に自然と集まり、やがて羽ばたいていく。「飛び立つ日」を見据えながら、日々の環境づくりを怠らない会社こそ、本当に強い。

 

ツバメは毎年戻ってきます。それは、そこに“信頼”があるから。社員がまた戻りたくなる、仲間を紹介したくなる、そんな会社であること。それが、ブランディングを超えた“経営の本質”かもしれません。