新潟県長岡市のアパレル衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。
第106回全国高校野球選手権において、新潟県代表で初出場の新潟産業大学附属高校が2回戦で敗退しました。個人的には球児たちの健闘を称えつつ、経営者としては「評価と承認のバランス」について考えさせられました。
承認の種類には、①存在そのものの価値を認める「存在承認」、②具体的な行動や努力を評価する「行動承認」、③チームやチームメンバーの成長を評価する「成長承認」、④具体的な成果を評価する「成果承認」、⑤結果に至るまでの過程や努力を評価する「プロセス承認」などがあります。
これらの承認をバランスよく取り入れることで、チームのモチベーションを高め、さらなる成長を促進することができます。また、「評価と承認のバランス」を取るためには、以下のポイントを意識すると良いでしょう。
1. 明確な基準を設定する
評価の基準を明確にし、従業員が何を期待されているかを理解できるようにします。これにより、評価が公平で透明性のあるものとなり、従業員の納得感が高まります。
2. 日常的な承認を行う
プロジェクトの進捗や日々の業務での貢献を認めるなど、小さな成果や努力を日常的に承認することで、従業員のモチベーションを維持することが重要です。
3. フィードバックの質を高める
評価の際には、具体的なフィードバックを提供し、改善点や強みを明確に伝えます。これにより、従業員は自分の成長ポイントを理解しやすくなります。
4. 双方向のコミュニケーションを促進する
1on1ミーティングや定期的なフィードバックセッションを通じて、従業員の意見や感情を尊重します。これにより、従業員は自分が評価されていると感じやすくなります。
5. 成果だけでなくプロセスも評価する
成果だけでなく、努力やプロセスも評価することで、従業員の努力を認めることができます。そして、継続することにより、失敗を恐れずにチャレンジする文化を育むことができます。
6. チーム全体の承認を行う
個々の従業員だけでなく、チーム全体の成果や努力を承認することで、チームの一体感を高めることもできます。
これらのポイントを意識することで、「評価と承認のバランス」を取り、チームメンバーのパフォーマンスと満足度を向上させることができます。