新潟県長岡市のアパレル衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。
信用情報12月7日(木)第14216号の巻頭コラムに「信なくば立たず」という記事が掲載されていました。朝日25%・読売24%・産経27.8%・共同28.3%・NHK29%・・・これは岸田内閣の支持率ですが、「一つ一つの政策はいいことをしているのに、なぜ支持率が上向かないのか不思議だ」という十倉経団連会長の言葉が引用されています・・・
同じ言葉でも「誰が言うか」によって結果が大きく異なることはわたしたちも日頃経験するところです。
岸田内閣の支持率低下を決して他山の石とせず、2023年の振り返りと2024年の目標設定を具体的に落とし込まなければと考えさせられました。個人的には、「素直さ」を大切にしたいと思います。
「素直」: ありのままで、飾り気のないさま。素朴。
これは、よいものを立場や状況に関係なく取り入れる柔軟性であり、誰に対しても恩を受けたら「ありがとう」と感謝し、間違ったら「ごめんなさい」と言える態度でもあります。
言い方を変えるなら「よりリアルに」という方向性とも言えます。
つい先日、知人から若者の間で流行っている「BeReal」について聞きました。
「BeReal」は、2020年にフランスでリリースされ、Z世代を中心に注目を集めているSNSアプリで、最大の特徴は、リアルな日常を投稿すること。
1日1回、不規則なタイミングでアプリから通知が届き、2分以内に「今何しているか」を撮影し、投稿するという独特のシステムにより、投稿のタイミングを自分で選ぶことができません。そのため、他のSNSのように「映える」写真を狙って撮影したり、写真を加工したりすることができず、結果的に、自分を偽らず、相手にも偽りなく、リアルな日常生活の一部をシェアすることで大人気となりました。
政治も経営も、「美辞麗句ではなくリアルさ」がますます問われる時代だと言えるでしょう。