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日本のGDP、ドイツに抜かれ世界4位に IMF予測

新潟県長岡市のアパレル衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。

 

10月24日の日経新聞に、日本のGDPがドイツに抜かれて世界第4位になる見込みであることがIMFの予測で分かったという記事がありました。このことの持つ意味について考えてみたいと思います。

 

まず、このことは、私があらためて言うまでもなく、日本経済の国際的な影響力や競争力が低下していることを示しています。

 

日本は戦後長らく米国に次ぐ世界第2位でしたが、バブル崩壊後に低成長が続き、2010年に中国に抜かれました。そして今回、人口が約3分の2のドイツにも抜かれました。これは、円安やドイツの高インフレによる一時的な要因だけでなく、人口減少や生産性の伸び悩みなど、日本経済の長期的な低迷の表れだと考えられます。

 

低迷の要因としては、新型コロナウイルス感染症流行による影響・労働生産性の低下や高齢化と人口減少・デジタル化への遅れ・財政構造と借金依存などが挙げられます。

 

また、それに対する今後の指針としては、イノベーション・グローバル化の推進・持続可能性を高めることなどが不可欠であると言われます。

 

このように、日本経済は多くの課題や困難に直面していますが、経営者としては、それらを乗り越えることで、新たな成長機会や競争力を得ることができると前向きに受け止めることが必要ではないでしょうか?

 

私自身も、自社の成長が日本経済の再生に貢献するという視点を持って、小さな足元から行動改善を進めていきたいと思います。