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今更シリーズ002 経営指標の短期ってどのくらい?

新潟県長岡市のアパレル衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。

 

全く知らない、あるいは聞いたことはあるけれどその意味をちゃんと調べたことがない中途半端な知識・・・  そんな「学び直し」について、「今更シリーズ」とした第2弾は「経営指標の短期ってどのくらい?」です。

 

経営者になって、まず気になったのが資金繰りです。今月大丈夫なのか?自社の現状はどうなのか?来月以降大丈夫なのか?

 

あまり聞きまわれることでもありませんが、黒字倒産という事態を招くこともあるので、とりあえず自社の現状を知る指標を調べました。その際に出てきた言葉が、「短期安全性(流動性)分析と流動比率」です。

 

「短期的な安全性」については、おおむね1年以内の企業の支払い能力・倒産リスクを評価するもので、流動比率は財務比率の一つです。流動比率とは、流動負債に対する流動資産の割合を示すもので、流動資産は1年以内に現金化が見込める資産、流動負債は1年以内に支払いが見込まれる負債。そんなことをあらためて調べ直しました。

 

流動比率については、最低でも100%、理想は200%以上が望ましいと言われています。

その基準に照らした場合、現状で最低基準はクリアしていることが確認できて安心したのですが、言葉は知っていても切実さが違うということを実感しました。