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「向き合う」ことの重要性

新潟県長岡市のアパレル衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。

 

 経営者の悩みランキングについては、様々な調査や記事がありますが、一般的には以下のようなものが挙げられます。

 

売り上げが安定しない・優秀な人材確保ができない・人材が定着しない・コスト削減ができない・社員のモチベーションを上げられない・新規事業や新サービスを生み出せない

 

社内の人間関係がうまくいかない・孤独を感じる・社員が経営者の考えを理解してくれない・相談相手が見つからない・プライベートを確保できない・経営のモチベーションが上がらない

 

このように、経営者は様々な悩みに対処しなければなりませんが、「誰に対して・何に対して向き合うのか?」というポイントを押さえておく必要があります。

 

1)「自分自身と向き合う」こと

 なぜなら、経営者は自社のビジョンや戦略を決める立場であり、問題の原因や解決策を見つける責任があるからです。自分自身と向き合うということは、自分の強みや弱み、価値観や思い込み、感情や行動パターンなどを客観的に分析し、改善することです。自分自身を知り、成長することで、問題に対する視野や判断力が広がります。

 

2)「問題そのものと向き合う」こと
 
問題解決のプロセスを論理的に進める必要があります。問題の明確化、問題箇所の特定、原因の追究、解決策の立案、解決案の実行などがあります。問題そのものと向き合うということは、これらのプロセスを丁寧に行い、データや事実に基づいて分析し、効果的な解決策を導き出すことです。問題そのものを理解し、解決することで、経営課題を克服できます。

 

3)「関係者や環境などの外部要因と向き合う」こと

 経営者は自社だけでなく、社員や取引先や顧客などの関係者や社会的な変化や競争状況などの環境にも影響を受けます。これらの外部要因を把握し、コミュニケーションや協力を図ることで、信頼関係や協働関係を築き、経営課題を共有し解決することにつながります。

 

「向き合う」ことで、悩みを悩みのままで終わらせないようにしたいものですね。