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わかっていてもやめられない?

新潟県長岡市のアパレル衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。

 

9月になって通勤経路の途中に通行止め区間が生じたため、迂回路を利用しています。自宅から会社に向かう際にはちょうどよい抜け道がないので、看板のところまで来てしまうと、車で5分位手前地点まで引き返すはめになり、結構なロスです。ところが、「習慣」というのはおそろしいもので、ほぼ毎日同じ失敗を繰り返しています(笑)今朝もそうでした。そこで、明日からはそもそもの通勤経路を変えることにしました。

 

心理学では、習慣とは、反復によって習得し、少ない心的努力で繰り返せる、固定した行動を指し、意識的な意図をほとんど、あるいはまったく伴わずに実行されるものです。習慣をリセットして新しい習慣に置き換えるには、「意識的に新しい習慣行動を選択する」ことが必要になります。わたしの場合は、通経路を変更することにあたります。

 

良い習慣を身につけるためには、以下のヒントが役立つでしょう。

 

行動レベルでは、目標や計画を明確にし、それに沿って行動することです。また、自分の行動を振り返り、改善点や成功点を見つけることも大切です。自分の行動が他人にどのような印象を与えるかも考えましょう。

 

意識レベルでは、自分の価値観や信念を明確にし、それに基づいて判断や決断をすることです。また、ポジティブな思考や感情を持ち、自信やモチベーションを高めることも重要です。自分の意識が他人にどのような影響を与えるかも意識しましょう。

 

潜在意識レベルでは、自分の無意識的な思い込みや制限を見つけ出し、それを変えることです。また、イメージトレーニング・アファメーション・リフレーミングなどのテクニックを使って、自分の潜在能力を引き出すことも効果的です。自分の潜在意識が他人にどのような影響を与えるかも気づきましょう。

 

習慣行動は、頭でわかっていてもなかなかやめられないものです。悪い習慣と良い習慣のメリット・デメリットを明確にし、具体的な方法や工夫を考えて実践し、自己評価することで、行動・意識・潜在意識レベル、いずれにおいても習慣の切り替えが可能になります。