新潟県長岡市のアパレル衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。
8月25日NHKおはよう日本で「"薬や手術だけじゃない"社会的処方とは?」が紹介されていました。
そのニュースの中で、「定年後に孤独になりやすい男性」の話題は、内向的な自分にとって他人事ではないと思って見入ってしまいました。
まず、自分がどのような性格であろうと、他者や社会との「つながり」を意識的に築くことが、心身の健康維持にとって非常に大切であることを、今更ながら再認識しました。
次に、「shoulder to shoulder」というキーワードから、オーストラリアやイギリスでは男性が集まって大工仕事をするコミュニティが盛んであることが紹介されていたのですが、会話が苦手でも、大工仕事を通じてコミュニケーションができるし、面と向かってのコミュニケーションと違って、肩を並べてのコミュニケーションはより自然であるということで、「なるほど!」と納得しました。たしかに、これなら引っ込み思案なタイプの男性でも、コミュニケーションがとりやすいし、孤独によるさまざまなリスク予防の取り組みになるような気がしました。
肩を並べてのコミュニケーション「shoulder to shoulder」ですが、日本語で「肩を並べる」というと、「(劣位にある者が優位にある者に対して)対等な位置に立つ」という意味合いを真っ先に思い浮かべてしまう自分がいました。同じ「肩を並べる」でも、一方では「一緒に・協力して」という意味になります。この違いはとても大きいですね。