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「日誌」は成功・目標達成への近道!

新潟県長岡市 アパレル衣類修整のプロ集団 山田修整有限会社
「日誌」は成功・目標達成への近道!

新潟県長岡市の衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。

 

わたしが個人的にも会社的にも取り組んでいる「日誌」は、教育者原田隆史氏が提唱する原田式メソッドの主要ツールのひとつで、目標達成のための人材育成手法です。それは、「日々の思考と自己分析の積み重ねが目標達成につながる」という古今東西の成功者の共通点を体系化したツールで、次のような特徴があります。

 

1)日記や日報とは異なる

日誌は、自分の思考や行動を振り返り、改善点や気づきを記録するツールであり、目的・目標に沿って書くことがポイント。また、会社や上司への報告ではなく、自分自身のために書くものです。

 

2)セルフコーチングである

日誌を書くことは、コーチングで質問を受けて内省することと同じ効果があります。日誌の項目設定が工夫されているので、書くことが思考の整理と強化に直結し、自然と脳内で内省が行われ、気づきが生み出されるしくみになっています。

 

3)実際の生産性向上につながる

パフォーマンスは、「何をするか?」「どんな気持ちでするか?」の掛け算と言われます。継続性を重視した日誌のミニマム版は、わずか4項目で、所要時間も慣れれば5分程度です。しかし、その中に「予測と準備」「自己肯定感・自己効力感UP」が凝縮されており、結果的に、「行動内容」「感情」双方に働きかけることが可能になっています。

 

4)改善するしくみとハイパフォーマンスが習慣化する

「目標達成の最小単位は1日」と言われます。改善するしくみが習慣化されることで、目標達成に必要な行動が無意識的(当たり前)になります。これによって、好不調の波が高止まりとなり、継続的なハイパフォーマンスが可能になります。

 

5)自立型組織が実現する

日誌は「自分と向き合う」ことで「自分を変える」ことができるツール。自社にとって必要なパフォーマンスをあげることと、一人ひとりに自己実現する人生を歩むことを可能にする最強のツールと言えるでしょう。

 

とはいえ、そういうわたしも、実践という点ではまだまだ伸びしろがあります。引き続き「日誌」に取り組んで、その素晴らしさを体感していくことを期待しています。