![新潟県長岡市 アパレル衣類修整のプロ集団 山田修整有限会社](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sc36ccd02119a8f54/image/i85d8a5494d4043c7/version/1691975641/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%9C%8C%E9%95%B7%E5%B2%A1%E5%B8%82-%E3%82%A2%E3%83%91%E3%83%AC%E3%83%AB%E8%A1%A3%E9%A1%9E%E4%BF%AE%E6%95%B4%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%AD%E9%9B%86%E5%9B%A3-%E5%B1%B1%E7%94%B0%E4%BF%AE%E6%95%B4%E6%9C%89%E9%99%90%E4%BC%9A%E7%A4%BE.jpg)
新潟県長岡市の衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。
わたしが個人的にも会社的にも取り組んでいる「日誌」は、教育者原田隆史氏が提唱する原田式メソッドの主要ツールのひとつで、目標達成のための人材育成手法です。それは、「日々の思考と自己分析の積み重ねが目標達成につながる」という古今東西の成功者の共通点を体系化したツールで、次のような特徴があります。
1)日記や日報とは異なる
日誌は、自分の思考や行動を振り返り、改善点や気づきを記録するツールであり、目的・目標に沿って書くことがポイント。また、会社や上司への報告ではなく、自分自身のために書くものです。
2)セルフコーチングである
日誌を書くことは、コーチングで質問を受けて内省することと同じ効果があります。日誌の項目設定が工夫されているので、書くことが思考の整理と強化に直結し、自然と脳内で内省が行われ、気づきが生み出されるしくみになっています。
3)実際の生産性向上につながる
パフォーマンスは、「何をするか?」「どんな気持ちでするか?」の掛け算と言われます。継続性を重視した日誌のミニマム版は、わずか4項目で、所要時間も慣れれば5分程度です。しかし、その中に「予測と準備」「自己肯定感・自己効力感UP」が凝縮されており、結果的に、「行動内容」「感情」双方に働きかけることが可能になっています。
4)改善するしくみとハイパフォーマンスが習慣化する
「目標達成の最小単位は1日」と言われます。改善するしくみが習慣化されることで、目標達成に必要な行動が無意識的(当たり前)になります。これによって、好不調の波が高止まりとなり、継続的なハイパフォーマンスが可能になります。
5)自立型組織が実現する
日誌は「自分と向き合う」ことで「自分を変える」ことができるツール。自社にとって必要なパフォーマンスをあげることと、一人ひとりに自己実現する人生を歩むことを可能にする最強のツールと言えるでしょう。
とはいえ、そういうわたしも、実践という点ではまだまだ伸びしろがあります。引き続き「日誌」に取り組んで、その素晴らしさを体感していくことを期待しています。