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タフで優しい経営者

新潟県長岡市の衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。

 

作家・森村誠一さん(90歳)が7月24日、肺炎のため東京都内の病院で亡くなりました。彼の原作で1978年に映画化された「野生の証明」のキャッチフレーズは当時10歳のわたしには衝撃的で、今でも鮮明に残っています。

 

「男はタフでなければ生きていけない。やさしくなければ生きていく資格がない・・・」

 

このキャッチフレーズのもとになっているのは、レイモンド・チャンドラーの名言です。

 

If I wasn’t hard, I wouldn’t be alive. If I couldn’t ever be gentle, I wouldn’t deserve to be alive.

(タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない)

 

 ビジネスは厳しい戦場です。競争相手や市場の変化に対応しなければならないだけでなく、自分のビジョンや価値観を貫くことも求められます。経営者にとってタフであるとは、自分の目標や信念を持ち続けることです。どんな困難にも屈しない強さを持つことです。しかし、タフだけでは足りません。経営者にとって優しくあるとは、自分以外の人や物事に対する思いやりを持つことです。顧客や社員・パートナーのニーズや感情を理解し、尊重することです。

 

タフで優しい経営者は、自分のビジネスを成功に導くだけでなく、周囲からも信頼される存在になります。タフで優しい経営者になるためには、自分自身を常に挑戦し、成長させることが必要です。また、自分の弱さや間違いを認め、改善することも大切です。

 

タフで優しい経営者を目指して、ビジネスの戦場で生き抜いていきましょう。