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明るい未来の描き方

新潟県長岡市 アパレル衣類修整のプロ集団 山田修整有限会社
明るい未来を描くポイントは?

新潟県長岡市の衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。

 

明るい未来の描き方は、わたしが社会人になった昭和から平成への切り替わりの頃と今とでは大きく異なります。

 

経営においてビジョンが大切というのは、1960年代にアメリカで発展したコーポレート・ストラテジー(企業が経営理念に基づいて環境変化に対応しつつ将来目指す姿に至るまでの基本になる指針)という概念がきっかけの一つで、日本でも1970年代以降に広まり、多くの企業が自社のビジョンを明確にすることで経営指針や行動指針を策定するようになったと言われています。

 

とはいえ、わたしが社会人になった1990年当時は、経営に関心がなかったこともありビジョンという言葉は耳慣れないものでしたし、「前例踏襲」という風潮が強く、「結果を出してからものを言え!」「きれいごや青臭いことを言っていても食っていけないぞ!」という考え方が少なくともわたしの周りでは主流でした。

 

そんな社会の風潮が嫌で公務員になりましたが、公務員の世界は「滅私奉公」なので、私情をはさまず公務に徹するのが基本でした。

 

話を今日の話題に戻しますが、明るい未来を描く際のポイントは、「できるできないで制限を置かない!」こと。そして「わたしにとって価値あることを描くこと!です。

 

どちらにも、わたしにとっては「価値観のリフレーミング」が必要なことで、経営者になって一番難しいのは

実はこの内面の変化・成長です。目に見えない「自分との戦い」が一番大変です。

 

 

 

比較するのもおこがましいですが、対象的に、今大リーグで大活躍している大谷翔平選手は、まだ甲子園に出場経験もない、何の実績もない高校1年生の頃に、将来の目標として「ドラフト1位8球団指名」という目標を掲げていたそうです。

 

実績もないのに、また、先輩に生意気だと目をつけられないかとか、仲間の足引っ張りにあうかもしれないと恐れたりもせず、高校1年生にして、堂々とぶっ飛んだ目標を掲げることのできるメンタルをリスペクトします。

 

わたしも、引っ込み思案になって足元しか見えなくなりがちな過去の自分に負けずに、「できるできないで制限をおかず」「自分にとって価値ある未来を」堂々と描ける経営者に成長していきたいと思います。