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日本の経営者に必要な「休むスキル」

新潟県長岡市 アパレル衣類修整のプロ集団 山田修整有限会社
経営者にとって「休む」ことも「スキル」!

新潟県長岡市の衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。

 

今週ちょっと体調を崩しているのですが、知人から「休むスキル」についてアドバイスを受け、意識的に休むことも経営者が身につけるべき「スキル」であることを再認識しています。特に日本の経営者は、世界的にみても休みづらいと言われていますから・・・

 

経営者のための「休む」スキル

経営者は会社の成長を目指して日々奮闘していますが、それと同時に自分自身の健康やメンタルを維持することも重要です。経営者にとって「休む」ということは、単に休息を取るだけではなく、自分のエネルギーを回復させるためのスキルとして考える必要があります。

 

 

 

「休む」ことが苦手な理由

1)効率性のワナ:仕事を効率的にこなそうとするあまり、ボーッとすることや遠回りすることに罪悪感を感じてしまう。しかし、ボーッとすることや遠回りすることには、アイデアやひらめきを生むメリットがある。

 

2)仕事と休日の順番:休日は平日の準備をする日だと考えてしまう。しかし、仕事のために休むのではなく、休むために仕事をするという主従関係が正しい。休日を謳歌することで、仕事に対するモチベーションやパフォーマンスが高まる。

 

3)起きる時間に縛られる:目覚ましをかけて寝ないといけないと思ってしまう。しかし、寝たいだけ寝て起きることで、頭はスッキリして仕事に集中できる。目覚ましで起きることは、自然な睡眠サイクルを妨げる。

 

休み方を改善するコツ

1)ボーッとする時間を作る:仕事以外の時間にもインプットやアウトプットをしすぎないように注意しましょう。ボーッとする時間は、自分自身と向き合ったり、大局的な視点を持ったりする機会です。ボーッとする時間を作るためには、スマホやPCなどのデジタル機器から離れたり、散歩や瞑想などのリラックスした活動をしたりしましょう。

 

2)休日は自分のために使う:平日に仕事がスムーズに行くように休日に仕事の準備をするのではなく、逆に平日に仕事を効率的に終わらせて休日を楽しみましょう。休日は自分の興味や趣味に没頭したり、友人や家族と時間を過ごしたりしましょう。休日を自分のために使うことで、仕事に対するやりがいや情熱を高めることができます。

 

3)目覚ましをかけないで寝る:休日くらいは目覚ましをかけないで寝てみましょう。自然に目が覚めたら、すぐに起きるようにしましょう。目覚ましをかけないで寝ることで、自分の睡眠サイクルに合わせてリフレッシュすることができます。もちろん、平日も目覚ましをかけないで寝ることができればベストですが、それが難しい場合は、少なくとも休日は試してみてください。

 

 お恥ずかしながら、わたし自身がこれから「休む」スキルを身に付けなければならない状態ですが、経営者自身の心身の健康が、「生産性の向上」「仕事の質の向上」「社会参加や消費活動の促進」にもつながることを自覚して改善していきたいと思います。