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安売りせずに利益を上げる方法

新潟県長岡市 アパレル衣類修整の専門集団 山田修整有限会社
安売りせずに利益を上げるには?

新潟県長岡市の衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。

 

安売りせずに利益を上げる方法には、具体的にどんなことが挙げられるでしょうか?

 

1) 付加価値を追求する。

 付加価値の高い商品は獲得利益も大きくなります。用途開発、機能開発、顧客開発、容器開発、デザイン開発など等、付加価値を発掘する領域は沢山あります。

 

 2) ニッチ市場を攻める。

参入障壁が高く競合が少ない、マーケット規模の小さな市場のことをニッチ市場といいます。ニッチ市場は、値崩れやシェア縮小のリスクが低いので、顧客が増えるほど利益が増えるといった、利益拡大のサイクルを作りやすいメリットがあります。ニッチ市場の参入には高いレベルの独自ノウハウの蓄積が欠かせませんが、それができれば利益をより安定的に上げる最適な市場になります。

 

 3) リピーターを増やす。

リピーターが増えれば利益が上がるのは当たり前のことですが、リピーターを増やすべき理由は二つあります。一つは、リピーターの獲得コストは新規顧客の獲得コストの数分の一で済むということです。もう一つは、リピーターの1回あたりの購入単価は新規顧客の2倍以上だということです。つまり、少ない経費で購入を継続してくれて、尚且つ、一回当たりの購入金額が高いのがリピーターの特徴なのです。リピーターを増やす戦略としては、まとめ買いに割引をつけたり、定期購入に割引をつけたりする方法があります。

 

 4) 情報を発信する。

良いものを提供しているにも関わらず、鳴かず飛ばずという中小企業は少なくないです。このような中小企業が利益を上げるには、徹底した情報発信が欠かせません。なぜなら、顧客創造(利益創造)を左右するブランドイメージは、情報発信によって形成されるからです。会社や商品概要に止まらず、仕事の価値、商品の価値など等、提供する商品やサービスの付加価値を引き上げる情報を積極的に伝える努力をしなければ「良いもの」が第三者に伝わることはありません。情報戦略に力を入れている中小企業は多くないですが、情報は企業価値を高め、利益を押し上げる効果を持っています。

 

   どれも実践可能な方法だと思いますが、では私はどうするか?と自分に問いながら改善に向けて意思決定していきたいと思います。