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能力差を推進力に変える方法

新潟県長岡市の衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。

 

昨日配信のyahooニュースで目に留まったこんなタイトルの記事があります。

「なぜ年を取るほど、妻に怒られることが増えるのか…?妻が夫に怒る「本当の理由」」

 

 

家庭のみならず、山田修整は8割女性の職場なので考えさせられる内容でした。

 

その記事によれば、60代のベテラン主婦しかり、56歳以上のベテランサラリーマンしかり、自分の気づき力・発想力・行動力がデキすぎることに本人が気づいていないため、不満の矛先がついつい他人に向いてしまうとのこと・・・

 

確かに、女性の気づき力が自分が追い付いていけないほどすごいことは、家庭でも職場でも感じるところなので、妙に納得してしまいました(笑)

   

経営においてはどうでしょう?

 

優秀な人材だけを集めることは多くの中小企業にとっては難しいことですし、仮に優秀な人材だけを集めることができたとしても、プロスポーツの世界を見渡せば明らかなように、優秀な人材の中でさらに優劣が生じますし、チーム力・総合力という点では個々人の能力だけでは決まらない要素があることも事実です。

 

職場でチームワークを発揮するには、メンバーの能力差を認め合い、互いの強みを活かすことが大切です。能力差があっても、それぞれに貢献できる役割があります。能力が低いと判断した人を排除しても、チームの成果は上がりません。むしろ、チーム内のコミュニケーションや信頼関係が損なわれる可能性があります。

 

能力差を推進力にかえるためには、以下のような方法が有効です。

 

1)チームとしての目標を明確にする。

2)メンバーの役割分担をする。

3)メンバー同士のコミュニケーションを促進する。

4)メンバーの成長を支援する(能力差は固定的なものではありません)。

5)メンバーの貢献を評価する。

 

職場のチーム内での能力差は、障害ではなくチャンスです。メンバー同士が協力し合い、多様性を尊重し合うことで、チームワークは高まります。能力差を推進力にかえて、チームとして成長しましょう。