![新潟県長岡市 アパレル衣類修整のプロ集団 山田修整有限会社](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sc36ccd02119a8f54/image/i4f5e56c45b6ce961/version/1686438111/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%9C%8C%E9%95%B7%E5%B2%A1%E5%B8%82-%E3%82%A2%E3%83%91%E3%83%AC%E3%83%AB%E8%A1%A3%E9%A1%9E%E4%BF%AE%E6%95%B4%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%AD%E9%9B%86%E5%9B%A3-%E5%B1%B1%E7%94%B0%E4%BF%AE%E6%95%B4%E6%9C%89%E9%99%90%E4%BC%9A%E7%A4%BE.jpg)
新潟県長岡市の衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする経営者の立場から考えることを中心に書き留めています。
6月7日付「信用情報」の冒頭コラム「レーダー」のタイトルは「歯車の意味」。その言葉からわたしの頭にまず思い浮かんだのは、チャールズ・チャップリンの「モダン・タイムス」でした。
人間性を疎外する機械文明・資本主義を笑いで辛辣に批判する内容ですが、放浪紳士チャーリーと少女が手を取りあって歩き去るラストシーンからは、人間性の回復とかすかな希望の光も感じられます。
信用情報のコラムに話を戻すと、作家の故・藤本義一氏の言葉が紹介されていました。「会社という組織の一員になることは、組織の歯車の一部になることと嘆く若者がいるが、残念ながら君たちは歯車の一部になることはできない。」・・・コラムニストは藤本氏の言葉に続けてこう言っています。「もしも私たちが歯車の一部ならば誰かが休めば会社は営業できなかったはずだ。なんせ歯車は、小さな歯の一部が欠けただけでも可動全体が止まるのだから・・・。
そして実質的に社会の歯車、組織の歯車にさえなれない私たちはいったいなんなのか?という問題提起をしながら、結論として、経営者は、代わりのきかない個人ではなく、個人の能力を結集して代わりのきかない商品・サービス・価値を提供する組織を目指すのが企業なのだ、と締めくくっています。
確かに一人のメンバーが欠けてもチーム全体が崩壊することはないかもしれませんが、その時のメンバー構成ゆえに生じるひとつのチームのムードやユニークさがあることもまた事実。経営者としては、「リアルとバーチャル」「効率と非効率」という課題と向き合いながら、「ご縁」に感謝しながら固有の価値を社会に提供するチームYAMADAになることを目指します。