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仕上がりの良し悪しを左右するもの

新潟県長岡市のアパレル衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「アパレル衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする立場から考えることを中心に書き留めています。

 

修整において、仕上がりの良し悪しを左右するものの一つに、釦・糸・生地などの「資材」があります。しかし、「資材」が支給されず、弊社で似寄りのもので対処しなければならないこともしばしば。そんな時、担当者のセンスとこだわりが出来栄えを左右する大きな要因になります。

 

下の写真は自然の素材を編み込んでつくられたバッグの底面で、素材が芯からブルー系に汚染してしまった状態。作業担当者は、汚染した部分を似寄りの素材で差し替える直し方を選択しましたが、手ごろな資材があるわけではないので、使えそうな草を会社付近の野山で探し、乾燥させ、資材を自らつくるというところからはじめました。

 

もっと効率よく、見た目だけ整えるという手法を選択するケースもありますが、あくまでお客様のご要望に沿うように納期・コスト・グレードのバランスをトータルで考えて柔軟に対応するのが山田修整の営業スタイルです。