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ストローク1本勝負

新潟県長岡市 アパレル衣類修整のプロ集団 山田修整有限会社
職場における人間関係は重大問題

新潟県長岡市のアパレル衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「アパレル衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする立場から考えることを中心に書き留めています。

 

会社を1本の木に喩えるなら、「凡事徹底」で人間関係を円滑にし、活動する場のよどみを取り除いてスッキリ整理整頓し、時間・情報がよりスムーズに流れるようになればなるほど、豊かな実を結ぶ木に成長します。

 

逆に、そうでなければ、実りは乏しく、時間・情報の流れが滞ってミス・ロス・ストレスが大きくなり、離職が相次ぎ、やがてその木は枯れてしまいます。実際、離職理由の2トップに挙げられるのは、「仕事内容のミスマッチ」「人間関係によるストレス」。まさに,『「ひとりじゃない」を実感できない職場』で、「存在感(肯定感・自信)」が低く、「不安感(ストレス・不安)」が高い状態です。

 

それを防止する山田修整の取り組みを一言で表現するなら「ストローク1本勝負!」です。

 

ストロークとは、心理学用語の一つで、カナダの精神科医であるエリック・バーン氏が提唱したものです。わたしたち人間が生きる上で「身体の栄養」と「心の栄養」が必要だとするならば、ストロークは「心の栄養」にあたります。

 

具体的には、「名前を呼ぶ」「挨拶をする」「言葉で褒める」「微笑む」「うなずく」「仕事をまかせる」など一見特別なことではないのですが、実際職場の人間関係の中で実践するには、頭でわかっていても現場での適用が難しい場面もあるのではないでしょうか?いずれにしても、相手の存在を認める言動は、良くも悪くも人に大きな影響を与えるものであることは間違いありません。

 

山田修整では、ここ数年間「挨拶を交わす」「朝のミーティングで最近あった出来事を発表する」「凡事徹底のルーティン行動として定めた10項目を毎日チェックする」「現場のメンバーに毎日日誌をつけてもらい、わたし自ら目を通してコメントする」「アセスメントを実施する」ことなどに取り組んできました。

 

2023年は、さらにというところで、「リーダー全員が分担・協力してメンバーに対する関わりを強化すること」「健康増進を目的とする福利厚生プログラムを企画・充実させること」を目指しています。いずれにしても、あまり複雑に考えず、引き続き「ストローク1本勝負!」で『「ひとりじゃない」を実感できる職場づくり』に取り組んでいくつもりです。そして、内部の成長・充実が、よりよいサービスとなってお客様に届くように努めてまいります。