新潟県長岡市のアパレル衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「アパレル衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする立場から考えることを中心に書き留めています。
「一年の計は元旦にあり」のルーツについて、戦国武将・毛利元就が長男にあてた手紙という説があります。
一年の計は春にあり
一月の計は朔(ついたち)にあり
一日の計は鶏鳴(けいめい)にあり
「春」は1月から3月、「朔(ついたち)」は月の最初の日、「鶏鳴(けいめい)」は一番鶏が鳴く早朝を意味しており、充実した一年・一月・一日にするには、はじめが重要であるという教訓を含んでいます。
では、会社の計は何にあると言えるでしょうか?
わたしは「会社の計は『目的目標設定』にあり」と考えています。
言うまでもなく、会社が存続するには企業活動(パフォーマンス)によって利益を上げる必要があり、パフォーマンスは次のような公式で表すことができます。
パフォーマンス = 何をするか? ✕ どんな気持ちでおこなうか?
「足し算」ではなく「掛け算」なので、「目に見える部分」を整えるだけでなく「目に見えない部分」にもフォーカスしていかないと、結果的にパフォーマンスを向上させることはできません。逆にいうと、「会社が掲げるビジョンや目標や企業活動」が「メンバーの気持ち」と結びつくならば、厳しい状況下にも負けないパフォーマンスを発揮することができるということです。
くどいですが、「目標設定」ではなく、「目的目標設定」です。
「何のために?」「誰のために?」「自分がどんな景色を見たいのか?」明確にイメージできればできるほど内面・感情との結びつきは強くなり、結果的に目標達成に近づきます。
素晴らしい一年のスタートとなりますように。