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2023年の「備え」は何ですか?

新潟県長岡市の衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする立場から考えることを中心に書き留めています。

 

先週の第1寒波の後に晴れ間が出た際、次の寒波に備えて、7,8人で汗だくになりながら屋根の雪下ろしを半日がかりでしました。おかげで安心して年越しができます。

 

では、経営者にとって2023年の備えは何でしょうか?もちろん画一的なものではありませんが、「経営者自身の想い・志・ビジョン」を新たにすることから始まるとわたしは考えます。

 

山田修整の場合、キーワードは「不易流行」。松尾芭蕉が示した俳諧の理念で、「変わらないものを理解しないで基礎は成立しないが、変わるものを理解しないときには進展がない」という意味。山田修整も60期2022年に社長交代を迎え、創業者や先代の想いを基盤として今の時代に即した価値観を加えたビジネスを展開することで次のステージに向かいます。

 

暗く不透明な時代だからこそ高い志を掲げ、朝起きて普通に仕事ができることに感謝し、家族・同僚・同志との御縁を大切にし、喜びを共有しながら行動の量質ともにギアを上げ、より多くのお客様や関係する方々が応援してくださる会社にします。決して容易な道でないことは百も承知ですが、その実現に向けてまず自らが先頭に立って頭にも体にも汗をかいて働く覚悟を新たにしています。1本の糸は弱いかもしれませんが、想いをつなぎ、技術をつなぎ、教育と実践によって「YAMADAブランド」「撚り糸(yoriito)」のように育んでいきたいと願っています。

 

思い返せば、こうしてブログを書き始めたのもわずか4ヶ月前・・・。皆様との御縁にも感謝して2022年を締めくくりたいと思います。本当にありがとうございました。