新潟県長岡市の衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社3代目社長の吉田です。「衣料品修整」=納品トラブル解決をサポートする立場から考えることを中心に書き留めています。
去る10月1日(土)都内で開催されていたUCHIDA DYEING WORKS x POTTO コラボイベントをのぞいてきました。興味があったので何とか都合をつけて・・・と思いながら、イベント終了前日ギリギリ駆け込みセーフでした。
このイベントは、株式会社内田染工場さんとPOTTE(ポト・岡山県を拠点に活動するデザイナー山本哲也さんのブランド)のコラボ企画で、古着を染め直すだけでなく、POTTEとのコラボによって「世界にひとつだけの作品」に生まれ変わる感動も味わえるという内容でした。
「修整業」は、通常の衣料品の企画・製造・販売そのものを行うことはなく、そういったことを手掛けるお客様の製品を世に送り出すサポートをすることで成り立つ仕事です。原材料や商品のロス、販売機会のロスの軽減という社会貢献はしているものの、やはり「つくり手」あってこそです。「修整」とは別な切り口で商品を「生かす」活動に素直に感動しました。
当日は社長の内田様もいらっしゃったのでお話を伺いつつ、展示即売していた作品を、施されている加工の内容の説明を受けながら見て回り、その中の1点お気に入りを選びました。
「古着」の持つ価値を再発見するチャレンジ、お聞きしたら、次回は10月20日~25日まで、裏原宿のセレクトショプ ハウス@ミキリハッシンにて、さらに新作を加え開催されるそうです。興味関心のある方はぜひ足を運んでみてください。