![新潟県長岡市 衣類修整の専門集団 山田修整有限会社](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sc36ccd02119a8f54/image/ibeee6b5737f13741/version/1663487695/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%9C%8C%E9%95%B7%E5%B2%A1%E5%B8%82-%E8%A1%A3%E9%A1%9E%E4%BF%AE%E6%95%B4%E3%81%AE%E5%B0%82%E9%96%80%E9%9B%86%E5%9B%A3-%E5%B1%B1%E7%94%B0%E4%BF%AE%E6%95%B4%E6%9C%89%E9%99%90%E4%BC%9A%E7%A4%BE.jpg)
新潟県長岡市の衣類修整のプロ集団、山田修整有限会社専務の吉田です。
入社10年目で参加した外部研修で、「アパレル企業における生産の6大原則」について学んだことがあります。それは、「売れるものを・安全に・楽に・良いものを・早く・安く」というもの。それを聞いた当時の第一印象は、「そんなことできたら苦労はしないし、できるわけないでしょう!」でした。
その中でも「納期」に対しては特にシビアです。原料の調達や途中工程での遅れが生じても最終納期はズレないことが多いため、本来かけるはずの手間が省かれる事態が生じやすい環境下にあるだけでなく、「言った言わない、見た見ない」というようなミスコミュニケーションも加わってトラブルに至るケースが多いというのが修整現場の実感です。
話は戻りますが、「生産の6大原則」は日本のマーケットに合わせた売り方です。「修整」という業態を日本のマーケット向け以外ではあまり耳にしないことも考え合わせると、このこだわりが製造現場への縛りとなって、適正納期・適正コストを圧迫し、そのしわ寄せが巡り巡って「修整品」として山田修整にやってくるという結果になります。
これは単純に良い悪いの問題ではありません。「細部にこだわる感性」がモノづくりの美しさや豊かさにつながりますし、 「過ぎた完璧主義」が行き詰まりや窮屈さにつながります。「衣類の修整」に携わるということは、「つくり手」と「日本のマーケット」のハザマに立って、つくり手の情熱やこだわりを市場に届けるサポートをすることであり、このままでは居場所を失くしてしまう商品を生かす働きです。
「修整」がなくならないのと同様に、「無駄に存在する商品なんてひとつもない!どうにかして生かしたい!」という、わたしたち山田修整の「情熱」もなくなることはありません。
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