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栃尾の歴史

こんにちは。衣類修整のプロ集団、山田修整です。

 

わたしたち山田修整有限会社は、繊維の産地だった新潟県長岡市(旧栃尾市)で創業して57年。織物・ニット商品の製造工程に関連するトラブルに対処して商品を生かすことに日々全力を尽くしています。「修整」は、そのままでは納品不可とされる「B品」をなんとか生かそうとする仕事です。

 

今回は、山田修整本社の拠点となる栃尾の歴史についてご紹介します。

衣類修整の専門集団 山田修整有限会社
栃尾市章(現在は消滅)

栃尾の歴史

栃尾は新潟県のほぼ中央に位置し、名峰守門岳(めいほうすもんだけ)の豊かな自然に抱かれた源流の里です。守門岳西面に源を発する刈谷田川(かりやたがわ)、そして西谷川、塩谷川の3本の川が谷を刻み、その流域に町や集落が点在しています。また、刈谷田川と西谷川の合流点に広がる平地に市街地が形成され、山々から流れる豊かな清流に育まれて発展してきました。

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守門岳(すもんだけ)
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刈谷田川ダム(栃堀ダム)

刈谷田川流域の歴史は古く、市内には縄文時代の痕跡が数多くあります。戦国時代には長尾氏の有力な城下の一つとなり、城下町としてしだいに発展してきました。

 

栃尾は、「上杉謙信」が青年期を過ごし「義の心」を育み、初陣を飾った「上杉謙信公旗揚げの地」でもあります。越後の雄「上杉謙信」は、少壮時代(14歳~19歳)栃尾に居て、城主本庄実乃の補佐により中越の動揺を静めて勇名を馳せました。

 

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秋葉公園にある上杉謙信像
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上杉謙信公がわずか14歳で城主となった栃尾城があった鶴城山